2024-10-09

子どものデザインをもとに、刺繍襟のノースリーブブラウスを作りました

先日投稿した、子どものグループ発表会の衣装のご紹介。
今回は、子どものデザインをもとに作ったノースリーブブラウスの巻です!

子どもの描いたデザイン画がこちら。
レディブティック社の『ハンドメイドのかんたん子ども服2021-2022秋冬』に
載っていた、似たようなイメージのワンピースを参考にしました。

本の中ではワンピースになっていたので、
これをどうアレンジしたら良いかなぁと考えていたところ
クローゼットの中にいい感じのトップスを発見!

左のトップスは子ども用140cm、右のトップスは大人用Mサイズ。
(ほとんど大きさが変わらないことにびっくり)
この2着をもとに、型紙を作成し、
まずは襟の刺繍からスタートしました!

 

これは子どものアイデアではないんですが、
私がいつかやってみたいなぁと思っていたことの一つ。
鍵盤の柄か、五線譜の柄か、どっちがいいかな?
とグループのみんなに相談して、ハーフ&ハーフに決定!

五線を等間隔にミシンでタッタカターと縫いまして、
楽譜はフリーハンドで描きました。
音符の線もミシンで塗って、丸の部分や付点は手縫いです!

お友達にも手伝ってもらい、
四人分の刺繍襟が一週間ほどで完成しました。

それができてしまえば、あとはそれほど難しい工程はありません。
完成したものの全体像がこちらです!

後ろはこんな感じ。

後ろのボタンの間隔、一番上だけ狭くなっているのがお分かりでしょうか。
参考にした大人用のブラウスが、そうだったんです。
これが綺麗なシルエットを保つ秘訣?と思い、
そのままマネさせていただきました!

生地は薄手のポリエステル。
このくすんだグレーと空色の組み合わせが
子どもたちはとても気に入ったようです!
縫い始めてみると、思っていたよりも薄いなと感じました。
ヒラっとした感じが可愛いです。

子どもたちがこだわって決めたリボンブローチ。
ボタンかリボンかどっちにする?と迷いに迷った結果、
それならどっちも!ってなったもの。
リボンの端っこはほつれ止め液を使用しました。
つけすぎて若干シミが残ってしまっていますが
これはすごく便利ですね!

当初は、洗うときに取り外しができるように
安全ピンでつけようと思っていました。
しかし、生地が思ったより薄手で大きな穴が空いてしまいそうなのと、
どうしてもリボンが下を向いてしまい良い角度を保てなかったので
結局、糸でガシっと三ヶ所縫い付けてしまいました!

脇はバイアス処理にしました。
バイアス処理めんどくさいな、
隠れてる部分だし切りっぱなしでもいいかな。。。
なんて考えもうっすら頭をよぎりましたが、頑張りました。

鍵盤の刺繍は、鍵盤を等間隔にミシンで塗って
ひたすら黒塗りのサテンステッチ。
瞑想のような作業でした。
多少のガタつきはありますが、客席から見る分には気にならないと信じて!

メロディは、一人ずつそれぞれのパートの楽譜を描きました。
どの部分にしようかな〜って楽譜を見ながら考える時間が楽しかった♡。

グループは四人で、男女二人ずつです。

男子は渡辺はるみさん著『おしゃれでかわいい子供服』に
掲載されているレシピを参考に、同じ生地のシャツとつけ襟を作りました。

というわけで、無事、約二週間で4着が完成!

間に合ってよかった〜。
みんなに着てもらうのが楽しみです。

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