デンマーク旅行日記【7】
2025年の春休みに母娘でコペンハーゲンへ行きました。
4泊7日の珍道中の記録を、娘の許可をもらってここに記します。
興味のある方はお付き合いください!
ヘルシンキ空港行きの飛行機が出発
2025年4月4日PM8時半ごろ、
コペンハーゲン空港からヘルシンキ空港への便が出発。
ヘルシンキ空港で乗り換えて、
中部国際空港セントレアへ向かいます。
このフライトでは、
お隣の席がフィンランド人の1歳2ヶ月の赤ちゃんと、
そのママさんでした。
赤ちゃんがとても元気で、
ママさん曰く
「彼は最近歩き始めたばかりでso active」とのこと。
嬉しいことに赤ちゃんが私に興味を持ってくれて、
カメラや席にある注意書きの紙を指差して
ニッコリしてくれるので
「ひ・こ・う・き、だね〜。」
「これは、か・め・ら。」
と、日本語を教えたりして遊びました。
赤ちゃんのママも、微笑んで一緒に「か、め、ら」
と言ってくれたりして、嬉しかったです。
途中でママさんが
「おむつ替えに行かなきゃ」と言うので
「何か手伝いましょうか?」と申し出ると、
「Yes!」と言って、準備をする間、
その赤ちゃんを私に抱っこさせてくれたのです!
久しぶりの赤ちゃん、フワフワでした。
娘はその間、赤ちゃんの観察をしたり、
自分のノートに自作の漫画を書いたり。
日本にいる時から描いていたんですが、
なぜか急に、バランス良く描けるようになったそうで。
前に私の両親と4人で東京ディズニーランドに行った時も、
急に絵が上手くなったことがあったのですが、
旅って、やっぱり人を成長させてくれるもんなんでしょうか?
ヘルシンキ空港で出国審査
ヘルシンキ空港での乗り継ぎは、
行きと同じくとてもスムーズ。
出国審査も、行きと同じように英語の対話方式でしたが、
入国審査に比べると簡単なものでした。
始めに聞かれたのは
次の質問が、
最後の質問は(ニッコリしながら)
…何を聞かれるかと思ったら、感想聞かれた!
緊張している私を和ませてくれたんでしょうか。
あーびっくりした。
今回も、娘には何も聞かれませんでした。
フライト前に腹ごしらえ
搭乗ゲートに向かう途中お腹が空いてきたので、
ホットドッグを買って食べ歩き。
北欧のホットドッグはフライドオニオンがたっぷり!
パンがフワフワでペロリと食べられちゃいます。
シナモンロールも探したのですが、
深夜で売っているお店がなくて残念!
代わりに、FIZZAという自動販売機のピザを食べました。
このピザがとても美味しかった!
なんでも、冷凍されている手作りの生地を、
ロボットがその場で焼いてくれるという
システムらしいのです。
しかも、作っているところが外から見えるという
面白い構造。
FreezeとPIZZAで、FIZZA!
ナイスネーミングですね。
それから、自販機でムーミンのラベルがついた
いちごソーダを買いました。
ラベルに書いてあるフィンランド語のロゴをよく見ると、
「MUUMI」。本当は「ムーミ」なの?
そういえば、北欧のペットボトルのフタは
開けてもボトルから離れないようになっていて、
これも便利だなと思いました。
クリスマス小屋で記念写真
搭乗口に行く途中、クリスマス仕様の小さな家を発見。
フィンランドといえば、サンタクロース村!
一年中クリスマスを感じられるとは、いいですね〜。
そこに居たアジア系のファミリーが
「写真撮ってあげましょうか」と英語で話しかけてくれたので、
お言葉に甘えて撮ってもらいました。
撮るときに日本語で「さん、に、いち!」
と掛け声をかけてくれたのが嬉しかったなぁ。
ピザ食べきれず
搭乗口のフライト情報を見ると、
「1:05 estimated」「0:45 departure」と
二つの時間が書いてありました。
えっと、ゲートが開くのは何時なのかな?
Googleレンズをかざしてみても
英語の意味がよくわからなかったので、
ひとまず座って待つことに。
すると、予想以上に早くゲートが開いてしまい、
食べきれなかったピザは
ビニル袋に入れて持ち帰ることにしました。
ここからの乗客は日本人が多め!
コペンハーゲンから来たのはおそらく私たちだけだったので、
みんないろんな国から集まってきたのでしょう。
楽しいですね。
小さい子連れのファミリーも、結構いました。
帰りは少し寝れました
行きの便は割と空いていたのですが、
帰りの便はほぼ満席!
私たちは3列並びの窓がわの2席で、
通路側の1席は外国人の方でした。
フライト慣れしているのか、
よく眠ることができるタイプの方のようで、
こちらがトイレに行くたびに起こさなきゃいけないのが
申し訳なく感じました。
私は行きのフライトで学んだことを活かし、
今回はお腹が膨れている間に眠ろう!
ここで画面を見ると眠れなくなるんだ、
と自分に言いきかせて、静かにしていました。
おかげで、機内食を挟みつつ、
何度かうつらうつらと仮眠に成功。
娘は相変わらずゲームと映画を楽しんでいましたが、
途中で3時間くらいは眠れたよう。
荷物になるからと迷ったけど、
ネックピローを一つ持って行ったのは正解でした!
(フライトの前半で私が、後半で娘が使いました)
中部国際空港に到着!
2025年4月5日PM8時ごろ、
中部国際空港セントレアに無事到着。
入国ゲートを通る前に娘が「お土産屋さんは?」と
気づいたのですが、
あいにく到着免税店はもう閉店していて、
セントレアパスポート取得キャンペーンの
チケットを使いそびれたことに気づいた私たち。
ショックだったけど、良い勉強になりました…。
預けたスーツケースの受け取りがなかなか始まらず、
到着から約1時間、受け取り場所のベンチに座って待ちました。
係の方が「●●様、いらっしゃいますか〜?」
と大きな声で4人くらいの名前を呼んでいたので、
何かトラブルがあったのかも。
その間に検疫探知犬がやってきて、
全員の手荷物の匂いを嗅いで回っていたのですが、
イメージと違って小型のビーグル犬でとっても可愛かったです。
肉や野菜の生鮮食品は、
海外から持ち込んではいけないんですよね。
その探知犬が「このリュックサックが怪しい」と
反応した人がいて、
検疫官がやってきてその人に尋ねると、
本当に、食べかけのバナナがリュックサックから出てきました!
持ち主の方も悪気はなく”うっかり”だったようなんですが、
さすが探知犬、お見事でした。
やっと荷物の受け渡しが始まり、
無事にスーツケースをピックアップ。
そのまま名鉄に乗って金山経由で大須に戻り、
やっぱり和食だよね、と
なか卯でうどんを食べて帰宅しました。
そんなこんなで自宅に着いたのはPM11時ごろ。
オニマガさんは玄関に近い部屋ですでに寝ていたので、
そーっと奥の部屋へ行って、
パジャマに着替えてぐっすり眠りました。
【完】