2025-04-19

コペンハーゲンをサイクリングしてきました! その1「クリスチャニアバイクの運転はコツがいる!」

2025年の春休み、
10歳の娘と初の海外旅行へ行ってきました!
行き先はデンマークのコペンハーゲン。

現代的でかっこいい建築と、歴史ある厳かな建物が並ぶ
素敵な街に惹かれて、エイッと
飛行機&ホテルを予約したのが今年のお正月。

それから現地について調べていく中で、
コペンハーゲンは環境保護への意識が高く、
車を持たずに自転車移動をする人が多いということを知りました。

さらに調べていくと、コペンハーゲン発祥の
「クリスチャニアバイク」という珍しい自転車があることを発見!
多くの地元の人たちが、子どもの送迎にこの自転車を利用しているとか。
100kgまでなら何人でも乗せることができ、大人も乗っていいそう!

そして、旅行者向けのレンタサイクルもあるらしいと知り、
これはぜひ体験してみたい!と
インターネットで見つけた現地の自転車屋さんで
クリスチャニアバイクのレンタサイクルを予約したのでした。

というわけで、今日から三回に渡って、
私たち親子がクリスチャニアバイクで
コペンハーゲンの街を駆け抜けた様子をお届けします。

※写真が多いので3つの記事に分けます。
旅の風景をネタバレしたくない方は
(クリスチャニアバイクのことだけ知っておきたいとか)
このページだけ読んでもらえればと!

さて、私たちがお世話になった自転車屋さんは、
KGS HAVE CYCLER
ローゼンボー城の王の庭のすぐ近くです。

小さなお店の周りに、
レンタル用のクリスチャニアバイクが何台も停まっている!
想像していたよりも大きいよ〜、ドキドキ。

その中でもピカピカの一台を準備してくれた店主さん。
まずは、乗り方についてのレクチャーを受けます。
(シンプルな英語で話してくれて助かりました)

  • 自転車を離れる際は、後輪のロック/チェーンロック(めちゃくちゃ重い)/充電バッテリーのロックの三つの鍵をかけてね。チェーンロックはポールにくくりつけてね。
  • 後輪ロックをかけた時、タイヤのバルブが後輪ロックに近い場所にあるとパンクの原因になりやすいので気を付けてね。
  • 曲がる時は、ハンドルが大きくて届かないと思うので片手を離すんだよ。
  • カーゴのカバーは雨や風を避けるためについてるけど、いらなかったら座席の下にしまってね。
  • 左手の親指のところにアクセルレバーがあるので、スタートダッシュや緩やかなスピードを出したい時にうまく活用して。
  • というわけで、いざ出発〜!

    …え、ちょっと待って、まっすぐ進めないぞ?
    前輪が二輪な上、重心がカーゴにあるため、
    地面が傾いているとハンドルが自然と曲がっていっちゃうんです。

    焦ってもう一度お店に戻り(Uターンもできないので「よいしょよいしょ」とそのままバックして)、
    再度乗り方をレクチャーしてもらいました。泣

    どうやら、ハンドルをしっかり持ってバランスを取ることと、
    このアクセルレバーを上手に使うのがコツらしい。
    曲がり角では足で漕がないで、
    このレバーの緩やかなスピードを利用するとか。

    「お店の前はあまり車が通らないから、しばらくここで練習して行くといいよ」
    と店主さんに勧められたので、娘には一度カーゴから降りてもらって、
    お店の周りを何周か走って練習しました。

    そのうちに、なんとかまっすぐ進めるようになったので、再度「いざ出発」です!

    (娘は、日本にいるパパとチャット中。)

    カーゴにはベンチが付いていて、
    安全のためのシートベルトもありました。
    このお店ではヘルメットも無料で貸してくれました。

    運転するのにはちょっとコツがいりますが、
    乗ってる方はとっても心地よいみたい!

    コペンハーゲンの街は自転車の道が整備されているので、
    歩行者とぶつかる心配がないのは、ちょっと安心かも。
    だけど、周りの自転車のスピードがビュンビュンなのが怖い!

    お店には電動ではないクリスチャニアバイクも
    貸し出しがありましたが、
    信号が青になった時のスタートダッシュに乗り遅れないためには
    電動を予約しておいて良かったのかも。

    というわけで、
    次回はドローニング・ルイーゼ橋を通過して
    おしゃれなお店が立ち並ぶノアブロ地区の
    スーパーキーレンという公園へ向かいます。

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