私の本棚から
先週末と先々週末の日曜、
二週連続で大須の考尺PINQに遊びに行ってきました。
People in[B]という企画をやっていて、
社長の山本さんと料理長の奥村さんが
週を分けて本棚の選書をされていたのです。
選書って、個性が出ますよね。
山本さんの選書は、ちょっと難しいものが多くて脳を刺激されました。
でもそれが心地よかった。
奥村さんの選書は、主にレシピ本と、子どもと一緒に読める絵本。
何冊かのレシピ本は相当使い込まれているのがわかるほど味が出ていて
(メモ書きなんかもされていたりして)、
貴重な資料を見せてもらっていいのかな?と思っちゃいました。
というわけで、
もし私がPINQで選書をするならどんな感じかな?
と考えてみました!
『の』(junaida 作)は、緻密な絵とワクワクする展開が素敵。
『甘い服』『大きな服を着る、小さな服を着る』(濱田明日香 著)は、こんな素敵な服も手作りできるんだね!っていうワクワクを共有したい。
『人生の朝の中に』(羽仁もと子 著)は古い言葉でちょっと難しいけど、哲学的なのでPINQにも合うかな。
『家事整理学』(ペグ・ブラッケン 著)は、コミカルでサラッと読めるので、箸休め的な感じで。
『UNUSELESS JAPANESE INVENTION』(川上賢司 著)は、著者が発明した珍道具を紹介する洋書。
『はてしない物語』『モモ』(ミヒャエル・エンデ 作)は長過ぎてお店では読み終われないだろうけど、装丁も内容も素晴らしいので。
『過去の握力 未来の浮力』(ジェーン・スー/桜林直子 著)は、全く正反対の考え方を持つお二人が、丁寧にその違いを見つめ合うポッドキャストの書籍版。ずっと耳で聞いてきましたが、読んでも感動。大好きです。
というわけで、この7冊を中心にもう少しボリュームを出して本棚を作ってみました。
これは、43歳の私の記録。
年齢と環境によって、好きな本って変わっていくものです。
それを客観的に見るのもまた面白い。
なので、また気が向いたら選書してみようと思います。